牡蠣の味の変化
牡蠣は時期により味が変化します。
その要因は、牡蠣の体内の栄養素の変化によるものと考えられます。
牡蠣は、冬からに貼るかけて栄養を蓄え、夏前ぐらいに産卵期を迎えます。 牡蠣は産卵に向けグリコーゲンなどの栄養素を蓄え始めます。そのため、冬から春にかけての牡蠣は、甘みと旨味が濃厚になり、身も大きくなります。
おうた水産では能登かきを、12月中旬ぐらいから5月下旬頃まで販売しています。
簡単に記載すると、
12月の牡蠣は、さっぱりとして少し塩味があります。
1月は、海水温も下がり牡蠣もぷっくりとし、身に張りが出てくるようになります。さっぱりした甘みの中に、牡蠣本来の旨味が感じられるようになってきます。
2,3月になると、牡蠣のサイズ感も大きくなり、旨味や濃厚さ・甘みとバランスがよくなり始めます。この時期の牡蠣は、牡蠣本来の旨味、甘みが感じられます。
4,5月は、産卵に向け栄養を蓄え牡蠣の身入りが更に良くなっていきます。
(牡蠣は冬が旬のイメージですが、春牡蠣と呼ばれるこの時期の牡蠣は美味しいです。)
塩味より、甘味や旨みを感じる牡蠣です。
牡蠣は、時期によって異なる味を楽しむことができる食材です。 興味のある方は、月ごとに味に変化のある牡蠣をを味わってみてください。
※他の産地、他の業者さんと見解が違うことも有りますが、あくまで「おうた水産」としての見解です。多少の参考にしてみてください。
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